development 研究機関・その他
岳石電気の研究開発部隊は、常に「宿題」を求めています。 産業分野からの開発支援依頼だけでなく、学校・学術施設の共同開発依頼等も積極的に受け入れています。 機械加工だけでなく、「焼結材料開発」「多孔質タングステン開発」「樹脂+金属材料開発」「セラミックコーティング」「超微細放電加工」「2800℃の超高温真空熱処理」「放電特性を高める低仕事関数材料の開発及び塗布・含浸」など、依頼された開発依頼には1個から親身に対応しています。
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電子放出性を高める低仕事関数素材開発
酸化バリウム等を利用した低仕事関数エミッタ材の開発及び、塗布、含浸などの化学的実験を伴う基礎開発依頼など、条件出しなど、初期実験から承ります。
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到達絶対温度の証明
岳石電気には2800℃に達する自社オリジナルの超高温真空加熱処理炉があります。上記写真はそれを証明するためのタンタルの溶融実験を示したものです。
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この分野で使われている岳石製品の一例
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SUS316 精密表面仕上げ
他のSUS材に比べ切削の難しいSUS316。内径テーパー面の面粗度は最高でRa0.003の測定結果が出ています。
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セラミック・金属複合材料
モリブデン/アルミナ複合焼結体(導電性あり、熱膨張係数調整可能)。導電性の制御、熱膨張係数の制御など特殊物性を狙った材料の開発を行っています。
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アルミナコーティング 坩堝
モリブデンは、鉱物を構成するケイ酸塩と反応しないため、鉱物試料を溶融するためのるつぼとして使用することができます。
ご所望のサイズに加工いたしますので、ご相談ください。 -
タングステン 薄肉坩堝
酸化ウランを入れる容器として研究所の依頼で製造しました。
厚みが薄くプレス加工では製作が出来ない為、丸棒から一体で削り出し加工しています。