親身になって考え、
人や社会に役に立つものづくりを真剣にする会社に
昭和53年(1978年)。終戦から33年目に岳石電気は産声をあげました。キャンディーズが解散し、サザンオールスターズがデビューした年。日本の経済は戦後復興期、高度成長期を経て、安定成長期(1973年~)に入った頃でした。設立当初は小さな物置小屋を山の中に建てただけの会社。そこからのスタートでした。
あれから約40年。。。。
岳石電気は大きく成長し、今では私たちの製品が世界中で愛されています。しかし、同時に時代も変わってゆきました。バブル経済が崩壊し、リーマンショックが発生。経済は世界的に低迷期に入りました。科学技術が進歩し、デジタル化技術がベースとなり、IT革命が発生。ネット時代に突入しました。そして、人々の生活スタイルも大き様変わりしました。音楽はダウンロードして聴くものになり、買い物は店に行かなくても、ネットで頼めば次の日に届く。本や新聞はスマートフォンで見るものになり、分からないことは何でも検索すれば一発で調べられる。そんな時代に、人々は「モノ」に対する執着がなくなっていきました。現代は製造業受難の時代と言われています。
しかし、本当に「モノ」の価値がなくなったのでしょうか?人は未だに、食べ物を食べなくては生きてはいけません。車がなくては何も運べません。ランプがなければ何も見えませんし、家がなければ凍えて死んでしまいます。
結局、人間そのものは何も変わっていない。人の生命や生活に対する必須度と、人がお金を払う価値観が逆転してしまっただけです。人を豊かにするテクノロジーが、人の感じる価値観を変えたのです。
人々は、食べられること、遠くにいけること、明かりがある事、などの生活必需品に支えられた生活を、「あたりまえ」と感じられるようになったのです。
「親の説教と冷酒は後から効く」 「なんでも無い様なことが幸せだったと思う」
当たり前だと思っている事こそが、私たちの生活を支えてくれている、幸せだと感じさせてくれている。現代社会では、そのことに対するリスペクトがなさ過ぎる、と感じることが多々あります。
ものづくりは、人の生活に密着している。人に親身になることがものづくりの原点である。私たちはそう思います。技術革新によりモノに対する価値観や価格は変わったかもしれませんがそれが人々の生活を支えている、という事を、モノを作っている私たちは忘れることはありません。そこには、小さな町工場の私たちにもプライドがあるのです。
どんな時代になっても、私たちは、人や社会に寄り添い、親身になって役に立つものを作る。強い覚悟を持って。これからもずっと。そんな会社であり続けたいと常に思っています。
2015年12月25日
岳石電気株式会社
代表取締役社長 嶽石 康昭
岳石電気の強みや特徴は、
ソリューションページをご覧ください。
商号 | 岳石電気株式会社 |
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所在地 |
本社工場 第二工場 |
敷地面積 | 6905.09㎡ |
工場面積 | 2817.52㎡< |
設 立 | 昭和53年11月1日 |
資本金 | 2,000万円 (平成27年4月現在) |
役 員 | 代表取締役社長 嶽石 康昭 |
従業員数 | 65名 (2023年5月現在) |
取引銀行 (五十音順) |
商工中金 横浜支店、中栄信用金庫 渋沢支店、三井住友銀行 厚木支店、三菱東京UFJ厚木支店、横浜銀行 秦野支店 |
関連会社 | 株式会社 岳石デライト |
所属団体 |
日本照明工業会 タングステン・モリブデン工業会 日本分析機器工業会 SOCIETY OF ADVANCED SCIENCE(SAS) 照明学会(個人) 秦野市商工会議所 秦野商工会議所異業種研究会 |
お車の場合 | 東名高速道路 秦野丹沢スマートICから 4km 約8分 |
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最寄り駅 | 小田急小田原線「渋沢駅」又は「秦野駅」 |
最寄り駅からの交通手段 |
[渋沢駅] [秦野駅] |