技術情報

社内設備も IoT ???

皆さま、こんにちは、およそ一カ月半ぶりの登場となる木村です。

 

岳石電気の生産設備の中には、昼夜問わず連続稼働している装置があります。

それらの装置が、常に連続して止まることなく動いてくれれば良いのですが、現実は、そう上手くいきません。

材料のロット替えなどで、意図的に装置を止めることもあれば、残念ながら、ちょっとしたワークトラブルや、装置異常などで機械が止まることもあります。

 

このような予期せぬ装置停止が、日中、人の大勢いる時間帯であれば、直ぐに気づき復旧できるので、さほど生産に影響はありません。

 

しかし、作業者がその現場から長い時間離れるタイミング(夜や休日)での長時間の停止は、生産予定が大きく狂ってしまい大問題です。

 

そこで、装置トラブルが発生した際に、機械から出力されるエラー信号を、装置担当者にメール送信するようにして、早期復旧が出来るような仕組みにしています。

写真3

 

これにより、現場に居なくとも、メールで装置停止の情報が得られるため、大変有効なシステムとなっています。

 

しかし、これは装置担当者にとって、時と場合によっては、悪魔からの呼び出しメールになってしまうこともあります。

生産技術に携わる身として、極力、無駄な装置停止がないような機械作りを心掛けたいものです。

(関係者の方、いつもお世話になっています。。。)

 

 

先日、ある製品の増産対応のため、新たな自動設備を1台導入しました。

装置1 装置2

(詳細は写せないため分かり難いですが自動機です)

 

この装置を早急に立上げ、生産、売上げ、コストダウンに寄与できるよう頑張ります!

 

でも、装置が増えると、それにあわせて呼び出しメールも増えてしまうかも。。。

(装置担当者の方、申し訳ありませんが、暫くの間お付き合い下さい)

 

ところで、今回の装置関係のメール送信システムとは全く別件なのですが、ネットワークカメラをとある場所に設置しました。

 

それが、すこぶる映像のきれいなこと。

 

これも社内の設備とからめて何かに使えるのでは、と考えてみたりもしています。

 

IoTという単語を意識せずとも、このような産業機械や、カメラの映像、センサー、無線技術など、情報を得る手段が容易で、多様化されている現在では、結果的にものどうしが情報でつながっていることを十分に理解できます。

 

ところで、IoT 顔文字に見えてしまうのは私だけですか???

2016-07-02
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