営業スタッフから
軽量化!!
営業の大坂です。
岳石電気は難削材といわれる、加工の難しいタングステンやモリブデンを含め、いろいろな金属を加工していますが、取り扱いの多いのはタングステンです。タングステンといえば、金と同等の比重を持つ、非常に重たい金属です。(金の比重が19.32でタングステンが19.30です)
周りを見渡すと、いろいろな分野で軽量化がすすんでいます。車、飛行機、ロケット、ドローン、パソコン、スマホ、分析機器、医療機器、工作機械など、どんなものでも少しでも軽いのがいいといったのが、一般的なトレンドのようです。
タングステンは、軽量化という流れには逆らっているようですが、比重が高く、金のように高価ではないからこそできることもあります。特に、錘、またはバランスをとるために使用される部品としてとしていろいろなところで使用されています。ダーツのバレルに使用されたり、ゴルフのドライバーやアイアンにバランスをとる部品として使用されたり、釣りの竿のバランスをとるために使用されたり、強風でも安定して遠くまで飛ばせて、深い湖でもいち早く沈んでいく釣りのルアーに使用されたり、毒性の強い鉛の替わりとして、釣りの錘に使用されたりしているのが、タングステンまたはタングステンと樹脂を混ぜた金属です。
他にも何か同じ大きさで、より重いものが欲しいというのがあれば、一報ください。少量、多品種を取り扱うのは得意な岳石電気です。何か一緒に作っていくことができればよいなと思います。
2019-07-05