タングステンのテーパー加工
技術課の芭蕉です。
私事ですが2019年2月11日に3人目の子供が産まれました!!!
産まれる前からわかっていたことですが、男男男の団子三兄弟ですorz
なにはともあれ無事に産まれてくれてホッとしております。
これから家の中が賑やかになりそうですが、子供達に負けないように強く生きていこうと思います!
さて、過去のブログにてタングステンの加工品の一例としてタングステンのテーパー加工品を紹介しました(https://www.takeishi.co.jp/wp/staffblog/?p=2607)
その後、研磨加工の試作トライアルを行ったのでその進捗状況を紹介したいと思います。加工するタングステンの径はφ0.3~φ3.0くらいまでのサイズがあり、これから紹介する写真は中間ぐらいのサイズ径の加工品になります。
これは最初の試作品ですが、加工条件が合っていない為、先端が欠けてしまいました。
先端のカケは無くなりましたが、テーパー部が若干、湾曲しているように見えますね。
先端のカケ、テーパー部の湾曲は無くなりました。ただ表面状態が少し粗い感じがします。
先端のカケ、テーパー部の湾曲もなくなり、表面の凹凸も滑らかになりました。
切っ先も鋭く尖っており、刺さると痛そうですね。
遂にチャンピオンサンプルができました! と言いたいところですが、、、
実は、この写真は他社様で製造されたもので、この写真の形状が弊社が目指す理想の形状となります。現在は3番目の写真までの加工はできるようになったのですが、1本の加工時間が長い為、量産製造をすることができません。
これから更に加工条件、セット方法などを煮詰めていき、量産数量をできるように検討していきます。
岳石電気は様々な加工形状にトライを致しますので、加工にお困りの際は是非ご相談下さい。