コロナウイルスと『地獄主義』
営業の大坂です。
いつもは、2重コイル、3重コイル、多層巻きコイルといったコイルの話、照明の話、海外出張の話が多いのですが、今日は新型コロナウイルス感染症のことを書きたいと思います。
最近では、目がすっかり衰えたので、通勤の途中にはラジオを聴くことにしています。電車の中ですので、それほど集中して聞くというよりは、なんとなく聞き流す程度にラジオを楽しんでいます。
このところラジオをつけると、ほとんどの時間が、新型コロナウイルス感染症の話題にさらわれています。先日も、聴者からの便りを案内する番組で、パーソナリティーの一人が、『XXさんからのお便りです。』といって、聴者からのツイッターを紹介していたのですが、その中に、『地獄主義』という言葉が混じっていました。途中から聞いた番組で、コロナの話だとは分かったのですが、地獄主義とは何ぞや?とうっすら思ったのですが、そのまま聞き逃していました。そうすると、違う聴者からの便りにも、地獄主義という言葉が出てきたので、なぜ、どうやってコロナウイルスと地獄主義というのがつながるのだろうと疑問に思って、少し真剣に番組を聞いてみました。すると、地獄主義というのは、ただの聞き違いで、みんなが便りを寄せているのは、『自国主義』だというのに気が付きました。国内での感染を抑えるのに、他国からの訪問を拒否したり制限したり、渡航を禁止したりするのは自国主義で、このことがどうして起こるのか、いいことなのか悪いことなのかを討論する番組でした。
コロナウイルスの嫌なところは、出口が非常に見えにくいところだと思います。日本でも、非常事態宣言が発令されて以来、テレワークとか、在宅勤務とか、ワークシェアリングという言葉をよく聞くようになりました。
この季節は、櫻がきれいで、ゴールデンウィークも近づき、なんとなくウキウキするのが当たり前でしたが、今年はそうはいかないようです。いつかみんなが、そういえばコロナなんてこともあったねと、思えることを願うばかりです。