技術情報
冷却系統の一括化 ~結果~
生産技術を担当している矢後です。
気温も暖かくなり、お花見の時期となりました。
私も、20km以上の通勤をしておりますが場所に応じた咲き方の違う “一瞬のお花見”満喫しています。
今回は、前回・前々回のブログ“冷却系統の一括化”の結果がようやくでましたので 報告したいと思います。 結果報告の前に、目的をまとめました。
1. 新規大型チラー導入により、使用していたチラーを移設し有効利用する。
2. 複数の溶接機冷却を小型チラー・水道水で行っていたのを一括化する
3. 溶接作業エリアからチラーを撤去することにより、作業環境の改善(放熱対策)、 作業エリアの拡大
4. 水道水使用量(料金)の削減 以上に挙げた項目で、1~3は一部の画像です。
(詳細につきましては、前回のブログでお伝えしましたので今回は割愛させて頂きます。)
この大型チラーより、分配部を経て7系統の溶接機の冷却系統へ
分配部より各溶接機へ(冷却系統)
今回の変更により未使用になったバルブ
項目4に関してですが、比較期間対象が2ヶ月なのであくまでも参考データですが、
変更前使用量 → 変更後使用量 63.7%削減
変更前料金 → 変更後料金 68.9%削減
このように予想以上の好結果となりましたが、データ量が少なく生産量・生産種に よって、異なるので正確な削減量の把握はもう少し先になりそうですが、引続き“見守って”いきたいと思います。
2019-04-05