東京オリンピックと色温度
営業の大坂です。
東京オリンピックの開催が近づいてきました。本当にそんなに暑い時期にやっていいのか知りませんが、2020年の7月24日(金)から17日間開催され、8月9日(日)に閉幕します。最終日は多分マラソンがあるので、酷暑の中を選手は走らなくてはならないのでしょうね。
オリンピックというと、国内からだけではなく、海外からも多くのお客さんが訪門されると思います。欧米から日本を訪れる方も多いでしょう。その時に、個人的に気になっているのが、日本にいると当たり前に感じる、5,000~6,500Kの色温度です。これは、駅などの公共施設 、オフィスや 電車の車両の中など、日本ではごくごく当たり前に存在する『昼白色』、『昼光色』と呼ばれる色温度ですが、欧米に行くとそれほどポピュラーな色味ではありません。
昨年の11月にもドイツ→オランダ→ベルギー→ドイツと出張に行き、期間中の移動はほとんどが電車でしたが、ベルリン、フランクフルト、ブレーメンなどといった駅は、規模こそは大きいものの、どちらかというと薄暗いといった印象を受けましたし、訪問した客先のオフィスも、日本のオフィスのように、蛍光灯またはLED蛍光灯が明るすぎるくらいに照っているというところは皆無でした。会議室のようなところは、ダウンライトが多くみられましたが、個人のオフィスなどだと間接照明が使われていたところもあります。電車の中も、日本のように6,000K前後の色温度の蛍光灯や蛍光灯LEDは使用されず、3,000K前後の暖か味がある照明が使われていました。
アジアの人たちと、欧米の人たちでは、目の色が違い、一般的にアジアの人のほうが、『まぶしさ』に強いといわれています。
東京オリンピックに欧米人が訪問した時に、日本の照明をどう感じるのか、個人的に気になります。