技術情報
いざ、中国出張へ、、、
技術課の芭蕉です。
ついに私の出番が回ってきました。
そう、、、中国出張!!
今回は、開発課長の木村,営業の茂呂,私の3名で6/25~6/29の5日間行ってまいります。
中国デビューとなる今回の出張なのですが、出張に行く前から中国企業で働いていた実績のある茂呂より、
初めて来る日本人はお酒で潰すのが風習だと脅されており、普段から家でお酒をほとんど飲まない私は不安でいっぱいです。
今回の出張の目的は既存のランプ事業の顧客先への営業,打ち合わせがメインとなります。
特に重要な製品は、植物育成用ランプとして需要のあるセラミックメタルハライドランプです。
タングステン,モリブデン,ニオブから構成される電極を使用するのですが、この構成の中にサーメットと呼ばれる部品を合わせた電極を弊社では製造しております。
サーメットはモリブデンとアルミナの焼結体なのですが、こちらの材料は弊社にて自社開発したものとなります。ランプのバルブには石英ガラスを使用する為、サーメットは熱膨張係数がガラスに近い為、うってつけの素材です。
営業をするにあたり、弊社独自の製品,技術があることは非常に強みになっております。
サーメット開発には、私は立ち上げから携わっており、長年の歳月をかけて量産製造ができるまでになった歴史を振り返ると非常に思い入れのある製品となります。
今回の営業でなんとしても仕事につなげられるように頑張りたいと思います!!
焼結技術を応用した製品として、HEAVY SOURCE という釣り具のブランドを立ち上げており、ネット販売しておりますのでこちらも合わせてご参照下さい。
2018-06-20