営業スタッフから
Quantum computer – 量子コンピューター
ある研究機関から、岳石のホームページに問い合わせがありました。量子コンピューターを開発しているグループです。このグループが開発を進めている、量子コンピューターが実現すると、現在のスーパーコンピューターでは恐ろしく時間がかかる計算問題なども秒単位で処理できるといった、これまでに無いハイスペックなコンピューターができる予定です。
このグループによると、現在開発中のコンピューターは非常に大型なものになってしまうそうで、完成するとサッカーのピッチよりも大型のものになるのではないかとのことです。製造する際には少なく見積もっても100ミリオンポンド(日本円で150億円)ほどかかってしまうということですので、量産をするというよりも、これまでに解くのに時間のかかった、または、答えを導くことができなかった問題を解くのに使用するようです。
岳石が話を持ちかけられたのは、4月の中旬で、実際にプロジェクトにかかわっていくのはこれからになりそうです。今回、岳石に相談があったのは、3つの部品から成り立つアッセンブリー品で、非常に小さなヒーターコイルと2つのセラミックパーツをアッセンブリーします。使用条件が相当厳しいので、現在材料の選択から始めています。概略図を基に、担当者と打合せを重ね、材料の選択、製造方法をこれから検討していきます。
グループの担当者からは、概要についての紹介を、岳石のブログにのせても構わないとのことでしたので、簡単ではありますが、紹介いたしました。
営業 大坂
2018-05-02