技術情報

ドレン処理

生産技術を担当している矢後です。

今年も残すところ一ヶ月半となりました、月日の流れは早いものですね。

私は自動車通勤ですが、朝の出発時にはフロントガラスが結露していたり、

乗込み時の車内で息が白かったりする日がでて来ました。

(来月位からは、フロントガラス凍結によるお湯掛け工程がプラスに!?)

※会社より、少しだけ高地なだけです。

 

今回は、生産技術の仕事の一部として、コンプレッサードレン処理の方法を

一工夫した事を紹介します。

 

弊社では2台のコンプレッサーと1台のドレン処理機をある一定の定期で

交互運転をしていて、切換時に使用するコンプレッサーのドレン配管をドレン処理機に

差換えて使用していました。

問題点として

・作業者の手間が掛かる、切り換えを忘れてしまう恐れがある

・切換時にドレンを溢してしまう恐れがある(環境ISOに違反してしまう恐れ有り)

 

P1160318-1

 

対策前

手前のコンプレッサーからのドレン配管と、奥のコンプレッサーからのドレン配管が

パラでドレンデストライヤー(円筒状)床部に来ており、切換時にドレンデストロイヤー

下部にある吸入口に配管を差換えていました。

 

上記、理由から“担当者の手間を軽減”を目的に対策用の追加部品として、

チェックバルブ (未使用のコンプレッサーへのドレン逆流防止)、

ティーズ (2系統を1系統に)の2点の部品を使用しました。

 

P1160320-1

 

対策後

対策する上で注意した点は屋外での使用の為、サビ・衝撃による破損に強い部品の

選定と、シンプルで効率的に出来る構造を意識しました。

この対策により、2台のコンプレッサーと1台のドレン処理機を、差換する事なく

運用可能になり担当者もコンプレッサーのON/OFFのみになり、作業を軽減させることが出来ました。

今後も生産技術の業務の一部として環境ISO等のルール・担当者の意見を重視していきたいと思います。

(※低コストで!!)

 

2017-11-17
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