新人、自動機にハマる
初めまして、生産技術を担当している矢後です。
8月の中旬に入社し、約2ヶ月が経ちました。他のブログ担当者とは違い製品に関しては
専門知識もなく勉強中の身です。
私の担当している生産技術課での主な業務は、
・社内生産の効率化、省力化
・生産設備のメンテ、修理
・新規設備の製作、及び検討
・治具設計
などがありますが、こちらも例に漏れず勉強中です。以前に経験が無い訳では
有りませんが、“サイズ感”の違いが・・・・。
今回はこんな私が、最近“ハマって”しまっている業務を紹介します。
それは、組立機の調整(チョコ停対策)です。
動作工程として、L/F(リニアフィーダー)より円筒状のワークが流れてきて
R/B(ロボット)のチャック部がL/Fの終端に下降し、ワークをクランプした状態で挿入部のピンに挿入する流れです。
このレベルじゃそんなに難易度高くないのでは?と、みなさん思われるかも知れませんが、
サイズが小さいのです!!! ワークに関しては米粒の半分程度、ワークの穴と、
挿入部ピンに至っては、コンマ代なのです。
調整箇所として
・チャック、L/F、ストッパーのクリアランスのバランス
・挿入ピンとワーク穴の位置出し
・ワークの有無を検知するセンサーの位置出し
調整するにも、このように密集地帯の為、工具も満足に入りません。又、ワークとチャック、
ピンとの位置関係も目の高さで見る事も出来ません。
この状態で先人達(諸先輩)は、調整されていたのですから感服します。
私も早く“神調整”を習得し、生産性向上に貢献していきたいと思います。
余談
上記、機械に使用されているエアーシリンダー達の制御に使用されている
”ソレノイドバルブ群団”です。
作動時の群団の奏でるハーモニー 私は、好きです!!
(課長は、“おもちゃみたいで嫌い”だそうです)