新規ビジネスへの取り組み
こんにちわ、営業技術課の芭蕉です。
これまでの私のブログ担当の記事では弊社の既存ビジネスである照明関連(弊社では本島ビジネスと呼んでおります)の技術紹介をおこなってきました。途中、海外出張時のバカンスっぷりも紹介しておりますが。。。
近年、照明のLED化が進み、本島ビジネスの仕事は現象傾向になりつつあります。
弊社では、数年前よりこの傾向を危惧しており、今回のような状況を想定して対策を検討してきました。
対策の1つとして、本島ビジネスの既存のお客様の過去の試作案件の掘り起こしを行っております。これまでに試作をさせていただいたお客様と連絡をとり、現在の状況と他に検討している案件はないか等の確認をしております。
しかしながら、それだけでは会社の想定していた売り上げ予測に対して不足している為、もう1つの対策として、これまでに培ってきたタングステン,モリブデン等のレアメタルの加工技術を活かして、他の新規ビジネス(弊社では離島ビジネスと呼んでおります)に展開できないか検討を進めてきました。
検討を進める中で、もっとも重要なのが『情報』です。
弊社の同業他社様の動向を探り、どのような製品を取り扱っているのか、どのようなお取引様があるのか、どの分野に需要があるのか等の情報を集めて調査しております。また、展示会にも足を運び、弊社の技術が活かせる仕事がないか情報収集も実施しております。
私の仕事の割合は現在、本島ビジネス7割、離島ビジネス3割となっています。これを半年後には離島ビジネス7割、本島ビジネス3割となるようにどんどん新しい仕事にチャレンジしていきたいと考えております。
そのはじめの一歩として、10/21(金)に行われる科学機器学習教室2016-3『食品・製薬分析と臨床検査分野』のセミナーに参加してきます。このセミナーでは、科学機器の原理、特徴、用途等の基礎を学ぶことができます。
弊社のブログにも登場している弊社開発担当の森が取り組んでいる開発案件で、質量分析機器用のフィラメントの製造案件があります。こちらの案件はこれまでに様々な試作、実験を行い、ようやくお客様の満足いただける製品が出来上がってきて、これから中量試作を行う段階まで進展しております。今後は私も開発案件に多く携わり、新規ビジネスの獲得に力をいれていきたいです。
情報収集も大事ですが、新しい分野の仕事には専門用語等もいっぱいある為、理解を深めていかなければ営業先でお客様とお話しすることができません。まずは、情報収集をしながら、基礎の部分もしっかりと学んでいきたいと思います。
少しでも早く新規の仕事を取り込めるように努力していきたいと思います!!